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生理

初めての生理(初潮)で慌てない5つの準備と対処法

初潮

「下着に茶色いものがついてた。これって生理?」「友達はもう来たのに、私はまだ来ない」

下着を確認したとき、今までと違うものを見つけて、心臓がドキッとする。そんな瞬間に出会っている人へ。茶色いもの=初潮の可能性が高いです。今すぐナプキンを付ければ、それで大丈夫です

初めての生理は、誰にとっても初めてのこと。ユースクリニックにも「これって普通?」「恥ずかしくて誰にも聞けない」という声がたくさん届いています。一人で抱え込む必要はありません。

初潮が来る前兆、当日の対応、事前にそろえておくもの、学校で来たときの乗り切り方、親に言いにくいときの伝え方まで、全てまとめました。

初潮(初めての生理)はいつごろ来る?体に現れるサイン

「もうすぐ生理が来るかも」と気になっている人も、「友達はもう来たのに自分はまだ」と焦っている人も、まず知っておいてほしいことがあります。初潮が来る時期は人によってかなり違うので、早い・遅いで不安になる必要はありません。

初潮の平均年齢は12歳前半、10〜14歳なら正常の範囲

日本の平均初経年齢は12歳前半とされています(日本思春期学会)。ただ、10歳で来る人もいれば14歳で来る人もいて、どちらも正常の範囲内。小学4年生で来たからといって早すぎるわけでもなければ、中学2年でまだ来ていなくても遅すぎるわけでもありません。

通常10〜14歳の間に発来し、95%以上は15歳までに経験するとされています(日本産婦人科医会)。15歳を過ぎても来ない場合は、一度婦人科の先生に相談してみると安心です。

生理が近づいている3つの前兆サイン

初潮は突然やってくるイメージがあるかもしれませんが、実はその前に体にいくつかの変化が現れます。

  • おりものが出るようになる。下着に白っぽい、または透明なものがつくようになったら、初潮が近いサインです。おりものが始まってから数ヶ月〜1年ほどで初潮が来ることが多いといわれています
  • 胸がふくらみ始める。思春期は乳房の発育から始まり、陰毛の発生、身長増加、初経の順に進みます(日本産婦人科医会)。最初はちょっとした膨らみやチクチクした感覚があるだけで、人によって時期も形もバラバラです
  • 身長の伸びがゆるやかになる。身長がグンと伸びる「成長スパート」のピークを過ぎたあたりで、初潮が来ることが多いです。初潮の後も平均5〜7cmほど伸びるので、「生理が来たら身長が止まる」というのは正確ではありません

ユースクリニックでも「私だけまだ来ない」「おりものが出てきたけど普通?」という相談はとても多く寄せられます。気になっている時点で、何もおかしいことはありません。

「もうすぐサイン」セルフチェック

自分の体が初潮に近づいているかどうか、以下の項目で確認してみてください。

初潮が近いかもしれないサイン

  • 下着に白っぽい・透明なおりものがつくようになった
  • 胸が少しふくらんできた、またはチクチクすることがある
  • わき毛や体毛が少しずつ生えてきた
  • 身長がグンと伸びた時期がある
  • 下腹部や腰がなんとなくだるいと感じる日がある

3つ以上当てはまるなら、初潮が近い時期に入っているかもしれません。ナプキンを1枚だけポーチに入れて持ち歩いておくと安心です。

初めての生理が来たときに知っておきたいこと

生理が来ると聞くと、ドラマみたいに真っ赤な血がドバッと出るイメージを持つかもしれません。でも、初潮はそんなに派手ではないことがほとんどです。

初潮の経血は茶色っぽく、量も少ないことが多い

初潮のときの経血(生理の血)は、鮮やかな赤ではなく茶色っぽい色をしていることが多いです。量もごく少量で、「あれ、おりものに色がついた?」くらいの感じで始まる人も珍しくありません。

下着についた茶色い汚れを見て「これが生理なの?」と戸惑う人もいます。少量でも、茶色〜赤っぽい出血があれば、それが初潮です。

「これって生理?」3秒判断フロー

下着についたものが初潮かどうか、迷ったときの見分け方です。

おりもの

  • 白〜透明
  • 下着に伸びるようにつく
  • ティッシュでふくと消える
  • においはそれほど強くない

初潮の経血

  • 茶色〜薄い赤〜赤
  • 下着に点や線のようにつく
  • ティッシュでふくと色が残る
  • 生臭いにおいがすることがある

茶色っぽい色がついていたら、初潮と考えてほぼ間違いありません。念のためナプキンを付けておけば、その後の変化も落ち着いて見守れます。

生理の期間と、2回目以降の周期が安定するまで

生理の期間は一般的に3〜7日間です(日本産婦人科医会)。ただし初潮のときは1〜2日で終わることもあれば、少しダラダラ続くこともあります。

「1日だけ出血して終わった。これって本当に初潮?」という声も多いのですが、少量でも出血があればそれは初潮と考えて大丈夫です。

2回目以降の生理についても、最初のうちは周期がバラバラなのが普通です。初潮の直後は月経周期の変動が大きく、数年かけて徐々に安定していくとされています(MSDマニュアル家庭版)。次の生理が2〜3ヶ月こなくても、すぐに心配する必要はありません。ただ、3ヶ月以上こない状態が続く場合は、婦人科の先生に相談してみてください。

項目 初潮のとき 安定した後の目安
経血の色 茶色〜薄い赤が多い 赤〜暗赤色
ごく少量 1周期で20〜140ml
期間 1〜数日(個人差大) 3〜7日
周期 不規則が普通 25〜38日

初潮前にそろえておきたい5つの準備

おりものが出始めたり、胸がふくらんできたら、少しずつ準備しておくと安心です。「いつ来ても慌てずに済む」と思えるだけで、気持ちがずいぶん楽になります。

1. ナプキンは昼用をひとつ試してみる

初潮のときは量が少ないことが多いので、薄型の昼用ナプキンで十分です。羽つきタイプだとズレにくいので、初めてでも使いやすいと思います。

ナプキンの付け方はシンプルで、裏面のテープをはがしてショーツの真ん中に貼るだけ。羽つきの場合は、羽を折り返してショーツの外側に貼り付けます。交換の目安は2〜3時間に1回ですが、量が少なければもう少し長くても問題ありません。

2. サニタリーショーツ——普通の下着でもOK

生理用のサニタリーショーツがあると便利ですが、持っていなくても問題ありません。普通の下着にナプキンを付ければ十分対応できます。ただ、濃い色の下着だと経血が目立ちにくいので、黒やネイビーの下着を1枚持っておくと安心です。

3. 持ち歩き用のポーチ

ナプキン2〜3枚と、替えの下着1枚が入る小さなポーチを用意しておきましょう。カバンの中に入れておけば、外出先で生理が来ても慌てずに済みます。中身が見えない素材のポーチを選ぶと、友達の前でカバンを開けるときも気になりません。

4. 生理日を記録する方法

初潮が来たら、その日付を記録しておきましょう。手帳でもスマホのカレンダーでも、生理管理アプリでもOKです。記録しておくと次の生理がいつごろ来そうか予測しやすくなりますし、もし婦人科を受診することがあったときにも役立ちます。

5. 「来たらこうする」を決めておく

準備で一番大事なのは、実は物よりも段取りです。生理が来たら誰に言うか、ナプキンはどこにあるか、学校にいたらどうするか。ざっくりでいいので、頭の中でシミュレーションしておくだけで、実際に来たときの慌て方がまるで違います。

学校で初めての生理が来たときの対処法

家にいるときに来てくれればいいけれど、学校にいるときに来ることも珍しくありません。焦らずに済むよう、対処法を知っておきましょう。

保健室に行けばナプキンをもらえる

学校の保健室にはナプキンが常備されています。保健室の先生に「生理が来たみたいです」と伝えれば、ナプキンを渡してもらえます。初めてだと緊張すると思いますが、保健室の先生はこういう相談に毎日のように対応しているので、気負わずに声をかけてみてください。

授業中であれば、先生に「体調が悪いので保健室に行ってもいいですか」と言えば問題ありません。理由を詳しく説明する必要はありません。

保健室に行けないときの応急処置

休み時間が短くて保健室まで行けない場合は、トイレでトイレットペーパーを厚めに折りたたんで下着に当てておく方法があります。ナプキンの代わりにはなりませんが、次の休み時間まで応急的にしのぐには十分です。

仲のいい友達に「ナプキン持ってない?」と聞くのも、恥ずかしがらなくていい選択肢です。生理はクラスの半分が経験していることで、友達にとっても特別なことではありません。

体育やプールのときはどうする?

体育は、つらくなければ普通に参加して問題ありません。ナプキンをつけていれば漏れの心配もほとんどなくて済みます。激しい運動のときは、羽つきナプキンだとズレにくくて安心です。

プールは、初潮の時期にはまだタンポンに慣れていないことが多いので、見学しても問題ありません。先生に「生理なので見学します」と伝えるだけで済みます。体育の先生も慣れているので、気まずく思う必要はありません。

外出先で突然来たときの緊急対応

学校以外の場所で生理が来ることもあります。ショッピングモールや駅、友達の家にいるときに来たら、以下の場所でナプキンを手に入れられます。

コンビニ・ドラッグストアに行く

ナプキンは数百円で買えます。羽つきの昼用を選べば間違いありません。

トイレで応急処置をする

買うまでの間は、トイレットペーパーを厚めに折って下着に当てます。

店員さんや駅員さんに声をかける

ショッピングモールや駅によっては、無料でナプキンを配布している場所もあります。相談窓口やインフォメーションカウンターで聞いてみてください。

友達の家なら正直に伝える

友達のお母さんに「生理が来ちゃったんですけど、ナプキンありますか」と聞けば、貸してもらえることがほとんどです。

外出先で来るとパニックになりがちですが、上の4つのどれかで対応できます。予備のナプキンをポーチに入れておけば、この場面も乗り越えやすくなります。

初めての生理を親に言いにくいときの伝え方

「親に言うのが恥ずかしい」「なんて切り出せばいいかわからない」。そう思うのはまったく自然なことです。実際にユースクリニックに相談に来る方の中にも、「最初は誰にも言えなかった」という人はたくさんいます。

直接言わなくてOK、LINE・手紙・メモで伝える方法

面と向かって言いにくいなら、LINEやメモで伝える方法もあります。「生理が来たみたい」と一言送るだけで十分です。たったそれだけで、ナプキンの買い足しや下着の準備など、必要なサポートを受けやすくなります。

お母さんやお姉さんが家にいない時間に、テーブルの上にメモを置いておくのも選択肢のひとつ。直接顔を合わせずに伝えられるので、恥ずかしさのハードルがぐっと下がります。

お父さんにしか話せる人がいない場合も、同じようにLINEやメモでOKです。生理用品を買ってきてくれる家庭も珍しくありません。

親以外に相談できる人

親に言えないとき、頼れる人はほかにもいます。

  • 保健室の先生。生理の相談に慣れているプロです。ナプキンをもらうこともできます
  • 姉や年上の親戚・いとこ。同じ経験をしている人に聞くと気持ちが楽になることがあります
  • ペアライフクリニックのユースクリニック。10代向けの相談窓口で、1回100円でカウンセリングを受けられます。保険証も身分証もいらず、ニックネームで予約できます

もし親に言いたくない事情がある場合は、それでも問題ありません。自分でナプキンを用意すれば生理は乗り切れます。コンビニやドラッグストアで数百円で買えるので、お小遣いで十分まかなえる金額です。

一人で抱え込む必要はありません。誰かに話すことで、不安はかなり軽くなります。

初潮のあと生理で気になること、よくある質問

初潮を迎えたあとに出てくる細かい疑問を、よくある質問形式でまとめました。

Q. 2回目の生理がなかなか来ないけど大丈夫?

初潮のあと、2回目の生理まで2〜3ヶ月空くことは珍しくありません。初潮後1〜3年はホルモンバランスが安定していないので、周期がバラバラなのは普通のことです。ただ、3ヶ月以上生理がこない場合は、念のため婦人科の先生に相談してみてください。

Q. 生理中におなかが痛いときはどうする?

生理中に下腹部が重い、痛いと感じることがあります。温かい飲み物やカイロでおなかを温めると楽になることが多いです。痛みがひどくて学校を休むレベルであれば、我慢せず婦人科の先生に相談してください。市販の鎮痛剤を使う場合は、家の人や薬剤師さんに相談してから飲むと安心です。

Q. 15歳を過ぎても初潮がない場合はどうすればいい?

15歳までに初経が来ない場合は、何らかの原因がある可能性が高く、一度検査を受けたほうがいいとされています(日本産婦人科医会)。原因はさまざまで、体重が軽すぎる場合やスポーツのしすぎが関係していることもあります。「病気」というわけではなく、体の状態を確認するための検査なので、怖がらずに受診してみてください。

Q. 修学旅行や宿泊学習と生理が重なったらどうする?

前もって予測できるなら、ナプキンを多めに持っていきましょう。予測できない場合も、先生は宿泊行事での生理対応に慣れているので、こっそり「生理が来たみたいです」と伝えるだけで対応してもらえます。お風呂に入る順番を調整してくれたり、予備のナプキンを出してくれたりします。温泉の入り方は宿の人が判断してくれるので、自分で悩まなくて済みます。

Q. 迷ったときの相談先はどこ?

「病院に行くほどじゃないけど気になる」というときは、学校の保健室か、ペアライフクリニックのユースクリニックが選択肢になります。ユースクリニックは10代〜20歳向けの相談窓口で、20分のカウンセリングが100円で受けられます。保険証も身分証も不要で、ニックネームで予約できるので、親に知られる心配もありません。

初潮の不安は、一人で抱えなくていい

初めてのことばかりで、何が普通で何がおかしいのか、判断がつかない。ネットで調べても情報が多すぎて、よけいに不安になる。そんなふうに感じている人は少なくありません。

わからないことは、わからないまま持ってきてください。

ユースクリニックでは、10代のための1回100円・20分のカウンセリングを行っています。完全個室で、保険証も身分証もいりません。予約はニックネームでOK。親に連絡がいくこともありません。

「生理が来たけど、これで合ってるのかわからない」「おなかが痛いけど、病院に行くほどなのかわからない」——その「わからない」を持ってくるだけで十分です。

この記事のポイント

  • 初潮の平均年齢は12歳前後、10〜14歳なら正常の範囲
  • 初潮の経血は茶色っぽく少量のことが多い、1日で終わることも珍しくない
  • ナプキン・ショーツ・ポーチを事前にそろえておくと安心
  • 学校で来たら保健室、外出先ならコンビニ・ドラッグストアでナプキンを手に入れられる
  • 親に言いにくいときは、LINE・メモ・保健室・ユースクリニックに頼れる
  • 身分証も保険証も不要、ニックネームで予約できる相談窓口がある

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ペアライフクリニックの実績

性感染症学会・感染症学会 所属医師 15名

性の健康カウンセラー 3名

ペアライフクリニックには以上の有資格者が在籍しています。

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