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中学生でタンポンを使っていい?初めての選び方と注意点

中学生 タンポン

最終更新日: 2026年11月6日

「来週のプール、生理と重なりそう。タンポンって中学生でも使っていいの?」

「使ってみたいけど、うまく取れなかったらどうしよう。」

中学生でも、最初の生理を迎えたら、生理中にタンポンを使う選択肢があります。 初めて使うなら、使い方と取り出し方を先に確認します。プールの日が迫っていて、まだ試す気になれないなら、授業にどう参加するかを先生に先に相談する方法もあります(日本水泳連盟 Q5、月経の正しい理解とその対応 Q5)。

買う前に見る箱の表示、学校へ持っていくもの、使っていて困ったときの対処を紹介します。使っていて体に気になることが出たときは、迷ったら医療機関を受診してください。

中学生がタンポンを使える時期

学年より先に確認したいのは、今、生理が来ているかと、自分が使いたいと思っているかです。

生理が来てから使うもの

タンポンは腟の中で経血を吸収する生理用品です。生理が来そうだからといって、出血のない日に先に入れておく用途には使いません。初めての生理そのものが気になるなら、初めての生理でそろえておきたいものと対処も参考になります(日本衛生材料工業連合会)。

今日は使わないという選択

友達が使っていても、同じ日に試す必要はありません。プールの日が近いなら、使うか決める前に、授業にどう参加するかだけ先生に聞いておく手もあります。水に入らない時間は、いつものナプキンを使う方法があります。使うかどうか、選ぶのはあなた自身です。

タンポンを使う前に確認すること

買う前は、箱に書いてある吸収量を見ます。箱を開けたら、使い方と取り出し方を説明書で確かめます。

箱の吸収量表示を読む

箱には、ライト・レギュラーなど、吸収量の違いを表す製品タイプと、経血量の目安(量が少なめ、普通など)が表示されています。初めてでも、この目安を見てその日の量に合うタイプを選びます。使ったタンポンで経血が漏れたときは1つ上のタイプ、取り出したタンポンに白い部分があり、外しにくかったときは1つ下のタイプが目安です(厚生労働省掲載の生理用タンポン自主基準、日本衛生材料工業連合会の自主基準)。

使い方と取り出し方を先に読む

中に入れるときに使う筒(アプリケーター)が付いた製品もあります。手を洗い、箱に入っている説明書で開け方から取り出し方まで確認します。取り出すためのひもは切らず、体の外に出して使います。ひもが切れかけていたら使いません(PMDA掲載の製品添付文書)。うまく入らないときは、無理に押し込みません(ユニ・チャームの使い方ガイド)。

学校へ持っていくもの

自宅で用意するもの

  • 使う製品と、箱に入っていた説明書
  • 途中で使うのをやめたときに替えられるナプキン
  • 処分する場所が見つからないときに備えた袋

学校で確かめておくこと

  • 生理用品を替えられるトイレ
  • 使った生理用品を捨てる場所
  • 校外のプールでは、着替えの前にトイレへ寄れるか

分からない場所があれば、保健室で「生理用品を替えたいとき、どこのトイレを使えますか」と聞く方法があります。

プールの授業でタンポンを使うか迷ったら

水泳の授業と生理が重なりそうなら、泳ぎたいかどうかに加えて、当日の体調や経血の量も考えます(月経の正しい理解とその対応 Q5・Q6)。

授業の日が近いとき

参加したい気持ちがあっても、初めて使うのが授業の直前だと、説明書を読んだり取り出し方を確かめたりする時間が取りにくいものです。先に確認する時間がないなら、当日はタンポンを使わない前提で先生に相談する手もあります。

体調が悪い・使いたくないとき

体調が悪いときや使いたくないときは、教室でみんなの前で言わなくても、授業前に先生へ「プールの授業と生理が重なりそうです。参加について相談したいです」と声をかける手があります。

泳ぐかどうか迷っているとき

  • 体調、使う生理用品、着替えや交換の場所を確認する。

今日は使いたくないとき

  • いつもの用品を持ち、授業への参加は先生に相談する。

授業での参加のしかたを決めたいなら、相手は体育の先生です。教室では話しづらいときや、交換する場所を知りたいときは、保健室の先生が話し相手になります。最初から生理の細かいことまで説明しなくても、「プールのことで、授業の前に少しだけ話したいです」と切り出せます。

まず、授業の前に話す相手を決める

授業の日に重なりそうなら、参加のしかたを誰に聞くか決める。

前日に持ち物を確認する

使う用品と、替えのナプキンを確認する。使う予定なら説明書も持っていく。

当日の体調を伝える

お腹が痛い、経血が多い、使う気持ちが変わったときは、授業が始まる前に先生へ伝える。

プール以外での運動が気になるなら、部活と生理についてのコラムも参考になります。

タンポンを交換する目安

「授業が終わってから替えよう」と考えているなら、製品ごとの時間と、トイレに行ける時間を照らし合わせます。

製品ごとの交換時間を確認

交換の目安は、使う製品の説明書と経血量で確認します。たとえば「ソフィコンパクトa」の説明書では、1回の使用は8時間を超えないようにし、タンポンを続けて使わず、ナプキンと交互に使うよう案内しています。8時間はこの製品の上限です。その範囲で、説明書と経血量に合わせて交換します。使い始めた時刻を自分が分かる形で控えておくと、次にトイレへ行く時間を決めやすくなります(PMDA掲載の製品添付文書)。

取り出したことを確かめる

交換するときは、前に入れたものを取り出したことを確かめます。2本を同時に入れたり、一度取り出したものを再び使ったりしません。生理が終わるときも、最後に使ったものが残っていないか確認します(PMDA掲載の製品添付文書)。

学校で時間を控えるときは、メモに次にトイレへ行ける休み時間を書いておく方法もあります。誰かに見られるのが気になるなら、用品の名前は書かず、時刻だけでも自分の目印になります。

交換に行ける時間が分からない日は、授業や部活の前に、トイレへ行けるタイミングを確認しておくと、次にいつ交換するかを決めやすくなります。

タンポンが痛い・取れないとき

「うまく取れなかったらどうしよう」と考えると、使うのをためらうこともあります。不安な気持ちは自然な反応です。痛みがあって止めたいときと、自分で取り出せないときでは、そのあとに取る行動が違います。

痛い、違和感がある

入れるときに痛ければ無理に押し込みません(ユニ・チャームの使い方ガイド)。入れたあとに違和感があれば取り出します(PMDA掲載の製品添付文書)。その日は別の生理用品に替える方法があります。痛みが続く、毎回入らず困るなどのときは、自己判断せず医師の個別評価を受けてください。産婦人科で相談できます。腟の入り口のひだ(処女膜)が気になる人には、処女膜の痛みについてのコラムもあります。

タンポンが取れないとき

ひもが見当たらないときは、あわてずに、ひもが体にはり付いていないかを確かめます。ひもが見えていてもいなくても、タンポンを自分で取り出せないときは、すぐに産婦人科などの医療機関を受診してください。学校なら、保健室の先生など近くの大人に「タンポンが取れなくて、病院に行きたい」と伝えます(PMDA掲載の製品添付文書、日本衛生材料工業連合会)。

発熱や発疹が出た

タンポンを使っているときや、取り出したあとに急な高熱、発疹、嘔吐、下痢などが出たら、すぐに医療機関を受診してください。

まだタンポンが入っていて、取り出せるならすぐに取り出します。取れないときもそのまま受診します。新しいタンポンは使わず、説明書を探すより受診を先にします。受診先では、生理がいつだったかと、タンポンを使ったことを伝えます。説明書が手元にあれば持っていきます。

まれですが、トキシックショック症候群(TSS)という重い病気の可能性があるためです(日本衛生材料工業連合会のTSS案内、厚生労働省掲載の自主基準、PMDA掲載の製品添付文書)。

タンポンについてよくある質問

説明書が見つからないときや、ふだんと違うにおいが気になる日など、使う前後の疑問を取り上げます。

使ったものはトイレに流せる?

使ったタンポン本体や筒、個包装はトイレに流さず、学校や自治体の案内に沿って処分します(PMDA掲載の製品添付文書)。

箱の説明書をなくしたら?

箱や個包装の製品名を手がかりに、製造元の案内や同じ製品の説明書を探します。使い方や使用時間を確かめてから使ってください。

おりものがいつもと違うにおいの日は使っていい?

おりものに異臭(ふだんと違う、いやなにおい)がある人は使用しないと定めている製品があります(PMDA掲載の製品添付文書)。その日はナプキンなどを使い、においが気になるときは産婦人科で相談してください(厚生労働省「婦人科受診のトリセツ」)。

以前にTSSになったことがある場合は?

過去にTSSになったことがある人は使用しないと定めている製品があります(PMDA掲載の製品添付文書)。また、TSSになったことがある人には、使用を再開する前に医師に相談するよう呼びかけることが、業界の自主基準で決まっています(厚生労働省掲載の自主基準)。症状・時期・既往歴により対応が異なるため医師に相談してください。

タンポンを使うか迷っているときは

来週のプールが気になっているなら、使うかどうかを決める前にできることがあります。先生に聞きたいことを一つ書く。手元の説明書を読む。今日取りかかれそうな方から始めます。タンポンを使って急な高熱や発疹などが出たら、すでに取り出していても、すぐに医療機関を受診してください。痛みや違和感など、ほかに気になることがあれば、迷ったら医療機関を受診してください。

学校で言い出しづらいことがあっても、一人で抱え込まず相談してほしいと思います。生理について話せる窓口もあります。ユースクリニック Produced byペアライフは、生理の悩みを聞くカウンセリングの窓口です。プールの授業でどうするか迷っているなど、今気になっていることから話せます。必要なときは医療機関や専門の相談先につなぎます。

カウンセリングは1回20分・100円で、ニックネームで相談できます。本人の同意なく保護者や学校へ連絡することは原則ありません。診察や検査を受ける場合は、その医療機関で別に費用がかかります。

この記事のポイント

  • 初めて使うとき 生理の日に、使いたいと思ったときの選択肢です。初回は説明書で取り出し方まで読んでおきます。
  • プールの授業 使うかどうかも含め、当日の体調や経血量、授業の参加について事前に相談します。
  • 交換 経血の量と、使う製品の説明書を基準にします。予備のナプキンも準備しておけます。
  • 受診 タンポンが取れないときは、すぐに医療機関を受診します。タンポンの使用中や取り出したあとに、急な高熱や発疹などが出たときも同じです。

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ペアライフクリニックの実績

性感染症学会・感染症学会 所属医師 15名

性の健康カウンセラー 3名

思春期保健相談士 1名

LGBT基礎理解検定初級 1名

ペアライフクリニックがこの記事の監修を行っています。